七保小学校 防災出前講座を開催しました 【赤い羽根共同募金配分金事業】
11月13日(水)七保小学校で防災の出前講座を開催しました。子どもたちには、防災グッズを作ったり、防災に関する知識をクイズやゲーム等を通して楽しく学んでもらいました。講座の内容は「身近なものでつくる防災グッズ&トイレ実験」、「防災クイズ」、「班対抗バケツリレー」です。
〇身近なものでつくる防災グッズ&トイレ実験
班に分かれ、みんなで協力しながらダンボールトイレを作ってもらいました。同じ大きさのダンボール2枚とガムテープ、カッターのみで作れる簡易トイレですが、災害時に役立つ知識だと思います。また、携帯トイレ(凝固剤)の使い方や効果も合わせて学び、香りのついた水を排泄物に見立て、携帯トイレを実際に使用してもらい、水が固まる様子や消臭力を実感してもらいました。
次に、新聞スリッパを自作し、実際にペットボトルキャップを踏んで新聞スリッパの効果を体感してもらいました。
〇防災クイズ
防災に関する3択クイズを出題し、子どもたちには、正解だと思う選択肢(赤、青、黄)の、こちらが指定したエリア(赤色エリア、青色エリア、黄色エリア)に移動し、回答してもてもらいました。
例えば、エレベータに乗っているとき地震が発生したらどうしますか。
赤・外に出るため、1階のボタンを押す
青・すべての階のボタンを押す
黄・そのままじっとして救助を待つ
このような防災に関する知識を、体を動かしながら学んでもらいました。
※ちなみに正解は青です。閉じ込められないためにもすべての階のボタンを押し、開いた階ですぐに降りましょう。
〇班対抗バケツリレー
3班対抗でスタート地点からゴール地点まですべてのボールをバケツリレーで運ぶ速さを競ってもらい、ボールを水に見立てて消化活動のつもりでバケツリレーを体験してもらいました。競技は接戦となり、大いに盛り上がりました。
このような体験を通して、子どもたちの防災の意識が高まり、日頃からの備えの大切さを感じてもらえたら幸いです。